超高圧電子顕微鏡連携ステーション
目 的
北海道大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学の4機関の超高圧電子顕微鏡施設は、平成22年度に、連携共同利用設備群「超高圧電子顕微鏡連携ステーション第II期」を開始しました(有効期間:6ヶ年)。この連携ステーションは、4つの機関に設置されているHVEMを連携ステーション保有の装置として全国のユーザーに共同利用装置として開放し、新たな研究の展開を目指すことを第一義的な目的としております。
この連携ステーションには、超高圧電顕を有する全国9国立大学法人・機構の担当者9名をその構成メンバーとする運営委員会が設けられ、共同利用研究課題の採否を審議するほか、我が国に設置(新設・更新)される超高圧電顕について必要性・設置機関・機種等について学術的な観点から審議を行った上で設備マスタープランを作成し、これに基づいて概算要求を行うこととしております。これにより、全国的な視野に立って、我が国に必要な最新鋭・高性能超高圧電子顕微鏡を計画的に設備して、世界最高水準の材料科学研究ならびに医学生物学研究を展開します。

大阪大学超高圧電子顕微鏡センター